冊子「ソフビクリエーター!」のできるまで。
シゴクリ本発売後、マンガを描きためるために「これ!」と思える題材を、ずっと探していました。私は子どもの頃から自分の身近なことを描くのが好きだったので、なにか自分が体験して楽しかったことを、紹介するような形で描くのが自然だなぁと。
ひょんなことからソフビをつくることになっての作業中、私の一喜一憂は造形マニアの感想ではなく、思い立ったら吉日で動いてしまったからこその、普通の感想なんだろうなぁと思いました。これはぜひマンガにしたい!
というわけで、2月にエリバcafeも控えていたので、まずはプロローグ的なものを13ページのマンガ冊子にしてみよう!と、はじめて冊子をつくってみることに。マンガを描くまではまぁよかったのですが、冊子をつくるには表紙・裏表紙が必要だったり、本編にノンブル(ページナンバー)を入れた冊子用のデータをつくらなければいけなかったり…本づくりで私が関わらなかった部分も全部自分でやるはめに…。
1人で著者・編集者・デザイナーを兼ねるのはすっごい大変でした。イラストレーターとしても、著者としても、あくまで本づくりの一端を担ってるんだなぁと痛感しまくり。あらためて自分の立ち位置を確認できて、とてもいい経験になりました。
冊子は無事印刷所に入稿!4日後に刷り上がる予定です。何度も何度も確認したけど、致命的な誤字・欠陥がないか、ちょっとドキドキしています。